人と人が出会うゲストハウス、大好きな場所で起業しました。

プロフィール
Guesthouse IKIRU 代表 吉田勇輝

経歴
兵庫県出⾝、関⻄の⼤学を卒業
建築会社退職後、島根へIターン
2025年2月Guesthouse IKIRUオープン

目次

事業内容を教えてください

島根県雲南市⼤東町東阿⽤でGuesthouse IKIRUを運営しています。ゲストハウスでの宿泊はもちろん、⼤東町内で稲作体験や、地元住⺠との交流活動にも⼒を⼊れています。⼒を⼊れているというよりも、⾃然と宿泊者と地元住⺠が⾃然とゲストハウスに集まり、交流を楽しんでくれていると⾔っても過⾔でないかもしれません。

創業しようと思ったきっかけは?

関⻄や関東で⽣活していて私が島根県を知ることになったきっかけは、2013年に会社の転勤で島根県に来ることになりました。その後他県にもまた転勤となり、⼀度島根県は離れましたが。30歳の時、働き⽅について考えるようになり、会社を退職しました。元々ゲストハウスが好きで、ゼネコン退職後はゲストハウスをするつもりで考えていました。退職する前の2019年に阿用地区の稲刈り体験に参加し、その時に出会った地元の人たちが本当に素敵で、阿用地区が大好きになりました。 自分で起業するなら好きな場所でしたいと思い、阿用地区を超える場所を探して日本一周の旅へ。約1年かけて全国47都道府県を旅したが、やはり阿用地区が一番好きで移住を決めました。もともと旅が好きだったということもあり、全国47都道府県、合計134軒のゲストハウスに滞在し、たくさんの⼈に出会い、⼈と⼈が出会う場所を作りたいという気持ちも芽⽣え、ゲストハウス運営に一層魅⼒を感じました。

創業時に⼤変だったことは?

起業型地域おこし協⼒隊1期⽣として雲南市に移住することを決めました。もともと物件の目星はついておりましたが、購入するのが大変でした。地元の不動産関係者や司法書⼠を頼りながら、所有者の⽅とも何度も話し合いを重ねました。地元の⼈の紹介で商⼯会の相談事業も受け、ついに2023年11⽉に物件購⼊。2024年4⽉から事業計画書、補助⾦申請、7⽉融資決定、8⽉から古⺠家再⽣の⼯事を着⼯しました。クラウドファンディングにも挑戦し、地元の⽅はもちろん、全国のゲストハウスを巡った時に出会った⽅々が⽀援してくれたのも、背中を押してくれているようで嬉しかったです。創業までの準備は楽ではありませんでしたが、必死で⾛っていたらみんなが応援してくれたと感じています。

創業後、現在の⼼境は?

2024 年11 ⽉にGuesthouse IKIRU をオープンしました。予約対応からチェックアウト後の清掃も全て⼀⼈で対応していますので、実際にオープンしてみると稼働時間は多く、とても忙しいです。ただ、⾃分の⽬指すゲストハウスとして⽬標としていた、「泊まるだけでなく、みんなが集まるゲストハウス」として運営できているので、充実感もとても⼤きいです。全国から私に会いに来てくれる⼈、宿泊者に会いに来てくれる地元の⽅々、みんなにとって充実した時間が過ごせるゲストハウスになっていることが嬉しいです。宿泊した⽅々が、また帰って来たいと思うゲストハウスでありたいです。

これから創業を検討される⽅へのメッセージをお願いします。

私の場合、創業したいという想いに加え、地元の⽅々の協⼒が⽀えになりました。まずは⾏動に移してみる、⼩さなことでも想いをもって動き出せば、応援してくれる⼈もいます

店舗名Guesthouse IKIRU
創業2025年2月
事業内容ゲストハウス運営
SNSInstagram
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